神戸大学大学院工学研究科[応用化学専攻] 南研究室 体験型交流

皆さんこんにちは。８月１日（木）にＳ科２年生５名は、神戸大学大学院工学研究科［応用化学専攻］南研究室に伺い、体験型の交流を図りました。

最初に南教授より、パワーポイントを用いた大学、大学院、研究者についての説明、続いて専門分野の「高分子」についてを講義していただきました。「高分子」については、現時点で参加した高校生達は履修していなかったため、大変分かり易い資料をこの講義のために準備していただきました。南教授の温和な口調と、身近で分かりやすい話により、「高分子」入口について、しっかり理解することができました。次に実験室へ移動しました。大学院生の「高分子コロイド」の作業のお手伝いをさせてもらいました。光学顕微鏡、電子顕微鏡で観察し、実際にモニターで確認しながら、説明を受けました。再び場所を変えて、高校生によるポスター発表をさせていただきました。研究室の先生方、大学院生が多く駆け付けてくださり、良い緊張感の中、発表を行うことができました。多くの質問を受け、大変な刺激を頂戴しました。その後も座談会という形で、大学院生数名に残ってもらい、大学進学の事、化学研究の事、理工系学生の大学生活の事等、ざっくばらんに話をさせていただきました。大学院生の方々には、実験室での指導やポスター発表での質問、座談会と関心を持って高校生に接していただけましたこと、感謝いたしております。

最後になりましたが、今回「南研究室との体験型交流」の実現にあたり、調整等では工学研究科長の小池淳司教授、本校K－SMART外部委員を務めて頂いている磯野吉正教授には大変お世話になりました。そして、私たちを受け入れてくださった南秀人教授をはじめとする、南研究室在籍の教員、大学院生の皆さまには感謝の意が絶えません。「神戸市域の工学人材育成」を共通理解のもと、今後も継続してこの交流が発展するように努めてまいりたいと思います。本当にありがとうございました。