本校では、2004年からボランティア活動として「空飛ぶ車いす活動」課題研究(探究活動)・部活動に取り組んでおり、年間約100台の車いすを修理し、アジアをはじめ車いすの購入が困難な地域の方に寄贈しています。

この活動は2024年で21年目となり、本日通算3,000台の車いすを海外に向け発送しました。

【空飛ぶ車いす活動について】

故障や子供の成長によりサイズが合わなくなるなど、様々な理由で廃棄される車いすを提供していただき、本校で学んだ知識や技能を生かして、清掃・修理・整備・点検し、アジアをはじめとする車いすを必要としながらも購入が困難な地域の方々に寄贈する国際協力活動です。

この活動は、車いすの提供ボランティアや整備を行う修理ボランティア、必要とする人の手元に届ける輸送ボランティアのリレーで成り立っています。

本校では、「空飛ぶ車いす活動」の修理ボランティアを担っています。命を預かるということを忘れず、細心の注意を払いながら日々作業を行っています。年間約100台を発送し、輸送ボランティアの方々の協力を得て航空便や船便で海外の利用者のもとに届けられています。

今後の目標として、生徒が利用者のもとに出向き、出張整備や交流など機会を設けるなど活動の幅を広げたいと考えています。

本日の3,000台記念出発式に来校いただいたメディアの方

 サンテレビさま 神戸新聞社さま 毎日新聞社さま

神戸市立科学技術高校の「空飛ぶ車いす」活動 寄付3,000台に (youtube.com)