皆さんこんにちは。先週、先々週に引き続き、S3課題研究「環境工学研究室(灘酒班)」3名は白鶴酒造研究室に伺い小仕込み実習を学びました。最終日でもある3日目は、「上槽(お酒を搾る)」作業を、研究室の玉田佳大様より指導いただきました。2週間分の発酵経過のデータを確認し、日数と炭酸ガスの減量を示すグラフより、4つのサンプルの発酵具合を比較して特徴について検証しました。次に研究室へ移動し、遠心分離機に4つのもろみを傾かない様に、セットし「酒と酒粕」に分ける作業を1分間8000回転の速さで5分間行いました。分かれた酒は更に吸引ろ過を行い、クリアな酒として搾りました。高校生の為、私たちは酒を口に含む事は出来ないので、お猪口に注いだ酒の「見た目、香り」の特徴をそれぞれ記録しました。実習終了後も玉田様には色々な実験の楽しさ等を教えていただき、本当に勉強になりました。

最後になりましたが、今回「小仕込み実習」の実現にあたり調整等で、研究室の明石様、窪寺様には大変お世話になりました。そして、3週続けて実技指導を丁寧に担当していただいた玉田様には感謝の意が絶えません。本当にありがとうございました。