こんにちは。
令和3年5月25日(火)に神戸市測量設計協力会の相談役(前会長)山本康一郎様より寄付を頂いてから早くも1年が経とうとしています。
課題研究「測量」のメンバーが「GNSS測量機器製作」について色々とアイデアを出し合い、決まったコンセプトは「いつでもどこでも楽しく誰でも測れる(名称ハッピーポインター)」でした。
デザイナーの社長様よりアドバイスを頂きながら色々と試作を重ね、2学期は須磨翔風高校、六甲アイランド高校、神港橘高校、上筒井台小学校、東灘小学校他校の計5校に赴き、体育大会用のグラウンド設営に協力、地域にも貢献することができました。
令和4年2月9日(水)は、神戸市測量設計協力会様ご協力のもと第2回測量技術発表会が開催され、GNSS測量機器の完成品を披露しました。
協力会様がお持ちのネットワーク型RTK測量が可能なGNSS測量機器と比較しても遜色のないもので驚きでした。
今年度はハッピーポインターを4個製作、来年度の授業に取り入れる段取りが整いました。
ネットワーク型RTK測量ができるGNSS機器は1セット300万円以上もする高級品。
また、ネットワークデータ使用料として年間20万円以上の維持費が掛かります。
今回の場合、300万円×4台=1200万円+αと、高校教育への導入は現実的ではありません。
それが、神戸市測量設計協力会様のおかげで実現することができました。
このようなご寄付を頂戴いたしましたこと、心より感謝申し上げます。
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