みなさんこんにちは!
10月31日(木)4~6限目のS3「課題研究」の時間に、白鶴酒造株式会社研究室より中瀬舞様にお越しいただき、「酵母による発酵実験」を行いました。今回も、環境工学研究室で微生物の研究をしている8名の生徒が実験に参加しました。
最初に前回の麹菌のおさらいをしました。立体構造など、授業で聞いたことはあるけれど難しかった内容について、図を用いて教えていただいたので、とても理解が深まりました。
次に「酵母の発酵実験」を行いました。酵母液に砂糖と食べ物(お菓子など)を混ぜ、そこから発生する二酸化炭素の量を風船で確認する実験です。まず、酵母液を入れたペットボトルを、35度と50度のウォーターバスで加温し、酵母を起こしました。次に、砂糖と試したいもの(あめ、グミ、チョコレート、チーズスナック等)を加えました。ペットボトルに風船をかぶせ、再びウォーターバスで加温し、20分毎に風船のふくらみをノギスで測定、記録しました。甘いお菓子を混ぜる方がより発酵すると予想していましたが、結果はチーズスナックを加えたサンプルが一番ふくらみ、発酵する結果になりました。
また実験とは別に、酵母の香りの違いについても学びました。中瀬様に研究室からサンプルを持ってきていただき、バナナやリンゴ、柑橘の香りを実際に嗅いで、違う酵母であることを確認しました。
毎年、科学工学科の生徒のために講義していただいている、白鶴酒造研究室の方々には感謝の気持ちでいっぱいであります。ありがとうございました。
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