11月13日(水)1限目、本校多目的室において、「専門高校からの進学」講演会を科学工学科1・2年生対象に実施しました。講師には工業高校、高専、大学とキャリアパスを進まれた神戸大学大学院工学研研究科 准教授 本間浩章先生にお願いしました。
昨年度に引き続きのご講演でしたが、事前にお渡しした質問アンケートを参考に、新しいトピックスを加えて、とても分かりやすいお話をしていただきました。生徒からの質問や相談の多くは「やりたいことが分からない」「勉強のモチベーションが上がらない」など、ある意味、高校生が一度はぶつかる壁です。そのような質問に対してご自身の経験を交えながら、丁寧に答えていただきました。
進学に関しては「まずは社会がどのように変わっていくかを学び、その未来に自分がどう関わっていくのか」という視点を持つようにとアドバイスをいただきました。ややもすると、「好き」「嫌い」や「やりたいこと」「やりたくないこと」という二極化した視点で進路を決めがちになりますが、未来への関わり方という意識を持つことで、より広い視野をもって進路選択できるようになると思います。さらに「社会課題」を見つけることの大切さにも言及していただき、理工系大学の進学を考えている生徒にとっては、とても刺激になったと思います。
進路決定にはまだ時間がありますが、この時期に理工系大学へ進学するための考え方や取り組み方を教えていただけたことは、とても貴重な経験となりました。本間先生、お忙しいなか本当にありがとうございました。
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