課題研究（地域活性化班）の取り組み

みなさんこんにちは！

都市工学科では全員が課題研究に取り組み、各班に分かれて主体的な探究活動を行っています。その中の一つ「地域活性化班」では、地域が抱える課題を調査し、ものづくりの力で地域社会に貢献することを目指して活動しています。今年度は灘区に本社を構える萩原珈琲株式会社様と連携し、北区にある廃業した旧醤油蔵のリノベーションプロジェクトに参加しています。このプロジェクトは、地域資源を活かした里山復興を目的としており、私たちは建築や土木の視点から、改修前後の模型制作を通じてまちづくりに貢献しようと取り組んでいます。先日、実際に現地を見学させていただき、図面や写真では読み取れなかった構造の詳細を間近で学ぶことができました。既存の柱の再利用方法や基礎の施工についての理解が深まっただけでなく、普段の生活では出会うことのない虫や生き物と触れ合い、自然豊かな里山環境の魅力を体感する機会にもなりました。今回の貴重な学びを通して、地域と連携したまちづくりの重要性を実感しました。萩原珈琲株式会社様をはじめ、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。