機械工学科の3年生による課題研究では、今年度、3DCAD班が「視覚に障がいのある児童のための教育教材づくり」に挑戦しています。
このプロジェクトは、地域の盲学校との連携のもと進められており、生徒たちは3DCADの技術を活かして、児童が楽しく学べる教材の設計・製作を目指しています。
本日、生徒たちは盲学校を訪問し、先生方から学校の概要や児童の学習環境、教材に求められる工夫や効果について詳しくレクチャーを受けました。2時間目からは実際に児童の様子を観察し、どのような教材が役立つかを自分たちの目で確かめました。
そして最後の時間には、児童と一緒に遊びながら交流を深めることができ、生徒たちにとっても貴重な体験となりました。
この訪問を通じて、3DCAD班のメンバーは「誰かのためにものづくりをする」ことの意味と責任を実感しました。これからいよいよ教材の設計・製作が始まります。児童たちが笑顔で使ってくれるような、温かく、使いやすい教材を目指して、班員一同、力を合わせて取り組んでいきます。



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