みなさんこんにちは!
11月17日(日)神戸市灘区にある灘中央市場にて、災害時を想定した炊き出しイベントを開催しました。この取り組みは、都市工学科3年生の課題研究で活動している地域活性化班が企画・運営を行っています。9月下旬に地域の方々とかまどを制作しました。そのかまどの火入れイベントとして、今回炊き出しイベントを企画しました。このかまどは、平常時はベンチ、災害時はかまどになるかまどベンチというものです。今回の炊き出しでは、かまどで炊いたごはんを無料提供し、おかずは市場で調達してもらいます。また、お皿は災害時にも活躍する新聞皿を地域の子どもたちと一緒に作り、そこにホイルを敷いて提供しました。少しでも市場に活気が出ればと思い、実施しました。
イベントでは、なかなかお米がうまく炊けず、苦戦しましたが、回数を重ねるごとにおいしいお米が炊けるようになりました。災害時も、もしかしたら初めての炊き出しでお米がうまく炊けないかもしれません。今回はその火加減などを学び、この企画に参加した生徒たちは自分たちでお米を炊ける力を身につけました。また、かまどベンチが市場に常設されることで、市場の皆さんも普段からバーベキューやイベントなどでこのかまどを利用し、災害時に役立つものとして活用していただけたらと思っています。
今回のイベントでは、多くの方々のご支援のもと、実施することができました、何より市場の皆さんの温かさに支えられたイベントとなりました。生徒たちも最後は疲れ果てながらも達成感を得ることができました。ご支援いただいた土居精肉店様、羽釜を貸していただいた村岡様、ご協力いただいた市場の皆様、来ていただいた地域の皆様、本当にありがとうございました。
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