12月3日（水）、科学工学科ではスポーツ科学類型選択者に、世界各地でスポーツ指導を行っている安原氏をお迎えし、「世界におけるスポーツトレーナー」をテーマにご講演いただきました。安原氏は高校教員を経て、ザンビアで大学生に体育を教える活動を開始。その後、オーストリアや中国・上海での指導を重ね、今後はバリでの活動も予定されるなど、国際的に挑戦を続けていらっしゃいます。
特にザンビアでは、体育文化がほとんど存在しない環境で、将来スポーツ教師を目指す大学生（約150人！）に対し、道具のない状況や文化の違いを乗り越えながら、工夫を凝らした授業を展開されました。その情熱的な指導は非常に印象的で、1年間の成果として披露された組体操の動画を視聴した際、生徒たちからは驚きの声が上がりました
また、上海やオーストリアなど世界各地での経験を通じて、安原氏は「わくわくすることに挑戦する」という信念のもと、果敢に行動されています。講演の最後には、進路に迷う高校生へ「目の前のことに真剣に取り組むことで、必ず道は拓けますよ」という温かいメッセージをいただき、生徒たちにとって大きな励みとなりました。
お忙しい中、貴重なお話をいただき、誠にありがとうございました。
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