みなさんこんにちは!

本日は都市工学科1年生の工業技術基礎の授業風景をお送りします。

都市工学科は、「社会を支える人づくり」を目標に「土木」「建築」に関する知識・技術を学ぶ学科です。他校と違うのは、1年生の時に「土木・建築」両方の基礎基本について学ぶことができる点です。
このことで、自分自身の将来に向けて1年間じっくりと学び、進路選択につなげていくことができます。2年生より、「土木」「建築」どちらかを選択し、より具体的に学んでいくことになります。

本日お送りする「工業技術基礎」という授業は、その「土木」「建築」の機器や材料に実際に触れながら社会を支える知識や技術を学ぶ授業になります。中学校でいう、「技術」や「家庭科」のような実習の授業になります。※本校は「実習」という授業が多いのも特徴です。
都市工学科の「工業技術基礎」では「木工」「コンクリート」「測量」「軸組模型」の4つのショップを1年間を通して学びます。
本日はその中の「コンクリート」「木工」の授業風景を送りします。

破壊されたコンクリート
今年度導入したばかりの最新圧縮試験機

「コンクリート」の実習では、まちづくりに欠かすことのできない材料であるコンクリートについて学びます。コンクリートを作り出すための材料を学び、それらの材料を自分自身で混ぜ合わせて様々な条件のコンクリートのテストピースを作成します。そして、それを数週間かけて固め、圧縮試験機という機器で力をかけて破壊をします。コンクリートの性質を学ぶことで、技術者としてコンクリートを扱う際の知識や技術の基礎基本を習得するものです。
ちなみに、写真の圧縮試験機は今年度より導入した最新の機器です。コンクリートの変形がグラフで確認することができます。

ボール盤を使ってほぞ穴をあける様子

「木工」の実習では椅子を作成します。
ただ、椅子を作るだけではありあません。
椅子を作る過程で、木材の性質を学びます。木材は植物ですから生き物です。その生き物を扱って建築物を作るこいうことは、その性質をしっかりを学ぶ必要があります。また、木材の接合部は木造建築物で使われている接合方法を使って椅子を作成します。写真では機器を使って「ほぞ穴」を開けていますが、このほかにもノミやカンナを使い、木材を自分自身の手で加工することも行っています。

「コンクリート」「木工」についてお送りしました。のこりの2つについても、近日お送りする予定にしております。また、実習の進捗状況についても更新していきます。

1年生は、学校生活が始まったばかりですが専門的な機器を使い、着実に知識や技術を学んでいっています。夢の実現に向けて頑張りましょう!!
 

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