皆さんこんにちは。10月5日(木)4~6限目のS3「課題研究」の時間に、環境工学研究室の5名(継続して微生物や発酵を学ぶ農学部、工学部に進学希望者)が「こうじ甘酒の試作」の講義を受けました。講師には白鶴酒造株式会社研究室より中瀬舞様にお越しいただき教わりました。黄麹(主に清酒に使用)と白麹(主に焼酎に使用)の2種類の麹を使用し、常温、50℃、60℃のウォーターバスで保温、30分~1時間ごとにかき混ぜて、糖度計で測定しました。結果は白麹の60℃で保温したサンプルの糖度が最も高い事が分かりました。試食した際、白麹は酸っぱく、黄麹は甘い傾向も分かりました。また酵素反応(糖化)中の待ち時間には、「こうじ菌の種類・はたらき」「酵素反応」「デンプン・タンパク質の分解」について、少し難しい理論の箇所ではありますが、大変分かりやすく、丁寧に講義していただきました。実験途中には、河野校長先生、兼子先生も覗きに来てくれました。先生方も生徒に負けないぐらい活発に中瀬様に質問されていました。終始、生徒は良い顔をして取り組んでいたのが印象的でした。次回は3週間後の26日に「発酵実験」を行います。

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