皆さんこんにちは。
 9月27日(金)4~6限目、S3スポーツ科学類型選択者は、5月、6月に引き続き、甲南大学六甲アイランド総合体育施設に於いて、曽我部晋哉教授の指導による「機器を用いた実験」を受講しました。
今回が最終回の講義となります。テーマは「足底圧」です。

 最初に足底圧センサーを用いた「足底圧測定」を二人一組で行いました。
測定を行う者とモニタ撮影を行う者に分かれ、自分の足底圧のイラストを描いて重心の位置を探しました。赤く表示された箇所が強い部分です。前足荷重、踵荷重、左右のバランスの特徴についてそれぞれのデータで分析しました。「姿勢評価」では写真(前・横)を撮影し、自分の姿勢をイラストにして、体の中心に線を引きました。良い姿勢の例を学んだ後、首が出たり、踵重心であったりするとヘルニア、腰痛につながることを理解しました。

 次にトレーニングルームへ移動し「筋柔軟性」について学びました。実際に太ももを中心としたストレッチを行いました。太ももが硬ければ分離症になる可能性があり、腰痛やヘルニアを予防する意味でも太もものストレッチの重要さについて、きちんと理解することができました。

 最後になりましたが、今年度、初めてスポーツ科学類型の生徒が競技者の視点だけではなく、スポーツ科学の視点も持って、地域にある甲南大学で「機器を用いた実験」を受講することが実現しました。生徒たちは次のフィールドにおける貴重な「さきどり学習」となりました。ご指導いただいた曽我部晋哉教授をはじめ、甲南大学の関係各位の皆様には感謝の意が絶えません。ありがとうございました。

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